タスクシフト

チーム医療におけるタスクシフト -コミュニケーションが成功の秘訣- 

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チーム医療でのタスクシフトを進めるうえでの「コミュニケーション」の重要性 

タスクシフトとは、従来の職種が担っていた業務を、他の職種に移管することを指します。そんなタスクシフトをチーム医療の中で成功させるためには、他職種間の連携と情報共有が不可欠です。役割が分かれるほど、コミュニケーション不足によるトラブルや医療ミスのリスクが高まります。ここでは、コミュニケーション不足が招く問題と、それを解消する方法について考えてみましょう。 

コミュニケーションが不足するとどうなる? 

1.役割分担の曖昧さから混乱が生じる 

誰がどこまで担当するのかが曖昧になると、タスクが重複したり、逆に抜け落ちることがあります。看護師と薬剤師が服薬管理の範囲を共有していない場合、説明が二重になったり、肝心な説明が抜けることがあります。 

2.チーム全体の士気が低下する 

他職種間で連携が取れないと、「協力してもらえない」という不満が蓄積し、職場の雰囲気が悪化。これがチームワーク全体の低下につながることもあります。定期ミーティングがない職場では、意見交換や課題の共有が行われず、無駄な業務が増えることがあります。 

3.患者さんへの影響 

コミュニケーション不足により、患者さんが同じ説明を何度も求められたり、適切なケアが遅れたりすることで、混乱や不安を感じる場合があります。例えば、リハビリ計画が理学療法士と看護師の間で共有されていないと、患者の回復スピードが遅れる可能性があります。 

コミュニケーションを強化する方法 

1.情報共有を徹底する 

電子カルテや日報システムを活用して、患者さんの状態や業務の進行状況をリアルタイムで共有しましょう。これにより、情報の抜け漏れを防ぎ、スムーズな引き継ぎが可能になります。「この情報は誰が必要としているか」を意識して、共有範囲を明確にすることがポイントです。 

2.定期的な対話の場を設ける 

週1回のミーティングや、気軽に相談できるチャットツールを活用することで、疑問や課題を早期に解消できます。特にタスクシフト初期は、頻繁な対話の場がトラブル防止につながります。

3.お互いの役割を理解する 

それぞれの職種がどのようなスキルを持ち、何を得意としているのかを把握することで、信頼関係が深まります。例えば、看護師が薬剤師の業務を理解していれば、連携がスムーズに進みやすくなります。 

チーム医療でのタスクシフト成功事例 

コミュニケーションを大切にして、実際にチーム医療でのタスクシフトが成功した事例をみてみましょう。現場の業務が効率化されるだけでなく、患者さんへもメリットがあり、チーム全体として良い成果を出せています。 

【事例1】採血業務の移管 

医師が行っていた採血業務を看護師が担当するようになり、医師の負担が軽減。看護師へのトレーニングとダブルチェック体制を導入したことで、安全性も確保されました。この結果、医師の診療時間が確保され、患者対応が迅速になりました。 

【事例2】薬剤師による服薬指導 

薬剤師が患者さんに直接服薬指導を行うようにしたことで、医師や看護師の業務負担が軽減。患者さんからも「分かりやすくて安心」との声が上がり、チーム全体の満足度が向上しました。 

まとめ 

タスクシフトを成功させるためには、コミュニケーションが何よりも重要です。 

役割分担を明確にし、情報共有を徹底し、職種間の信頼関係を構築することで、スムーズな連携が可能になります。コミュニケーションが強化されれば、患者さんにも安心感を与え、質の高い医療環境を提供できるようになるでしょう。 

タスクシフトは、単に業務を移管するだけでなく、チーム全体で医療の質を高めるための取り組みです。現場の負担を減らしながら、患者さんにも最適なケアを届けるために、まずはチーム内でのコミュニケーションを見直してみませんか? 

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